観光農園・体験農園で収益化を目指そう!
観光農園や体験農園に適した場所は、大都市圏から近い場所です。大都市圏に近いことでアクセスの良さや交通の便により、多くの人々が訪れやすくなります。また千葉県が日本で最も多くの道の駅を有していることや、愛知県が道の駅の売り上げが最も高いことからも、大都市圏近辺での観光農園や体験農園の需要が高いことが分かります。
大都市圏近くの意識の高い住民は、自然栽培による野菜や無農薬栽培による商品に対する需要が高まっており、体験農業を通じて地産地消や持続可能な農業に関心を持つ人々が増えています。また、SNSを活用した広告は、半径10kmからのターゲット設定も可能です。このため、大都市圏近辺の農家は、体験農業の参加者を対象とした野菜の定期宅配販売などを展開することができます。
また、竹を利用したイベントやバーベキューイベントなどを開催することで、集客を増やすことも可能です。竹を活用したワークショップや、参加者が自らピザを作る体験など、参加型のイベントは人々の興味を引きつけることができます。その場で収穫した野菜や地元の特産品を使用した料理を提供することで、地域の食文化を体感してもらうことができます。
当校でも何度か竹ドームや竹ビニールハウスを作るイベントを開催しましたが、50名程度の参加者を有料で集客することができました。田舎の人には、普通のイベントでも、都会の人にとっては田舎の非日常の体験イベントとして、大きな魅力を感じてもらえるのです。