週末野菜栽培で売上をあげる方法を考える

公務員が副業として農業収入500万円という例がとある農業サイトで紹介されていましたが、通常の野菜栽培でもいろいろな工夫をすることで、十分な収益をあげることができます。

記事によれば、収穫一定の時期集中する仏花は、お盆や彼岸、年末などでそれぞれ20~40万の売上となり、この時期に収穫があたるので、ちょうどよいそうです。つまり、きちんと調べれば、有給休暇の日程を収穫時期に合わせるような作物を作ることができるのです。

収穫した農産物の単価を高くするためには、道の駅の存在必須です。道の駅は、行政主導で運営されていることも多く、手数料が低く、収益をあげやすい傾向にあります。これから「里山年金」を求めて、移住や二拠点を検討した際には、近くに道の駅があるか、就農した際に、自身が供出できる資格があるのかを確認した方がよいでしょう。

その他にも、里芋かぼちゃナスなど毎日収穫が不要で週末だけの収穫が可能な野菜を選ぶことも重要でしょう。兼業農家という限られた時間で栽培できる様々な作物を選ぶことが成功への近道となるのです。

最後に兼業農家に限らず、農家の仕事で不要な手間がかかってしまうのが、雑草の草刈です。この作業を低減することでかなりの時間を節約できます。具体的な対策として、防草シートを敷いたり、マルチで全面を覆うことを考えてみることも省力化へのポイントとなります。

50代ならば、まだ定年まで十分な時間があります。トライ&エラーで、兼業就農に適した収益性の高い作物を選び、段階的に成功していけばよいのです。

 ポイント 

小規模収量の野菜を高く販売するポイントは、道の駅を活用することです。また野菜に限らず、果物や果樹なども検討をしてみましょう。季節や時期の応じて、必要となるハロウィーン?のお化けかぼちゃのようなものも一定の需要があります。