当校の特徴

2025年度チバニアン兼業農学校目標

当校の2025年度の目標です。毎年目標をたて、兼業就農の学校としてのレベルを上げて行きたいと考えています。

🌻🎉2025年の目標一覧👌✨

  1. 春日部市、横浜市でベース事業開始🕊️⇒達成(横浜・柏・市川)
  2. 農家ピザ・レストランの実証🍕⇒ピザ窯購入
  3. 農地トイレ、倉庫の建設🚾⇒制作中
  4. 簡易宿泊用コンテナハウス建設🏠⇒中国視察中
  5. ドクダミなど薬草類の講義🌿⇒二か所と連絡の上講義実施
  6. 里山の枝モノ販売の講義🌸⇒7月予定
  7. 営農型太陽光施設(椎茸)建設🌞⇒5月達成(栽培、翌年2月開始)
  8. 菌ちゃん農法畝場所の提供🌱⇒達成
  9. 自然農法による浮草農法、緑肥マルチ講義🌾⇒実証中
  10. 学校近辺に女子宿泊施設、居酒屋開業🍺⇒未達(倉庫活用へ変更)

チバニアン兼業農学校カレンダー

当校の特徴

当校は、兼業就農に特化した学校ですので、本業との両立を前提に考え、原則平日夜20時からのZOOM遠隔授業(アーカイブ配信あり)と月4回程度の週末土日開催研修を前提としています。座学は通学の利便性を考え、千葉駅周辺の会議室で全3回開催します。学校の研修農場睦沢町妙楽寺に用意しています(月2回程度)交通手段のない人に対しては、近隣駅からの送迎や仲間同士での乗合もあるので、心配は不要です。また茨城県水戸市日本農業実践学園において栽培研修石岡市でのDIY講座もあります。授業期間は約3カ月全75時間(座学+実習)内50時間(ZOOM)です。

現在、農地取得申請書式等のの書き方講座も行うため、首都圏全域対象で就農を希望される方のサポートも行い、実際に就農されています。🗺️修了生就農地図はこちら

また生徒は、自分の農に関わる各種研究会活動を通じて、グループウェアを利用して継続的に相互研鑽を行っています。現在、省力栽培(オリーブ、省力作物など)・自然栽培(稲作、放牧、不耕起、薬草、慣行栽培など)・6次産業化(農地キャンプ、農家レストラン、営農型太陽光など)の3つの主要研究会が存在します。また自由参加にて農地活用ネット販促農家節税の研究会を開催しています。

また当校では、卒業という概念をなくしたので3カ月で一端修了はしますが、その後修了生は各種ZOOM授業参加、研究会参加、実地参加が可能です(原則、無償ですが実費がある場合徴収します・数千円程度)

特徴1 就農までの道のりをワンストップで支援

当校では、農業への第一歩として、栽培技術だけでなく、法的な農家になるためのプロセスに特に重点を置いています。兼業就農に際しては、農業委員会の認可が難しいのが現状です。そこで、当校のカリキュラムは、農地取得必要な申請方法など、法的な側面に焦点を当て、支援します。さらに、通常軽視されがちなマーケティングや節税に関する知識も提供しています。

さらに、当校のサポートは栽培技術にも及びます。3カ月の週末コースだけで栽培のすべてを学ぶことは難しく、また農業の季節性により、3カ月で学べる作物が限られてしまいます。そこで、カリキュラム終了後も、無料で継続的な支援援農地の提供や、臨時講義への参加機会を提供しています。これにより、学びを深め、実践的な経験を積むことが可能です。

特徴2 無理のない移住や二拠点生活の提案

無理のない移住や二拠点生活を望む方々へ、当校は独自のサポート体制を整えています。移住のリスク最小限に抑えるため、まずは週末農業から始め、地域との絆を深めていく「関係人口化」を推奨しています。問題がなければ、段階を追って完全移住へと進むことができます。この過程全体を、学校でサポートしてきました。農地の斡旋も含め、皆さんが農業を通じて新たな生活を始められるように努めています。また、完全な移住に至らない場合でも、二拠点生活という選択肢があります。これにより、都市と農村、二つの生活圏を実現することが可能です。私たちは、一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な支援を心掛けています。

特徴3 耕作放棄地解消・担い手不足などの農村問題解決

兼業農家は、すぐに収益を上げる必要性が少なく、狭い面積からが望ましいため、耕作放棄地から開墾するもできます。結果的に耕作放棄地の解消にも役立ち、地域の農業を支えることになっています。これは、当校が兼業就農を支援するという新たな事業を行うことで、はじめてわかったことばかりです。このような兼業農家の特徴を生かして、今後も里山を盛り上げて行きたいと考えています。

田舎での就農を始めることは、地域の人々との深い関係性を築く第一歩になります。時間が経過するにつれて、地域の高齢農家から農地や機械、家を引き継ぐ機会が生まれることもあります。結果的に、金銭的リスクを抑えつつ、ゆっくりと農業資産を手に入れていくことが可能です。

生徒が集中的に近隣で就農することで、農業機械の共有作業の分担可能になります。例えば、睦沢町では移住した修了生が田んぼの水管理を行うなど、共同作業による効率化が進んでいます。またベース事業では、水やりの自動化、果樹のポット栽培、防草シートの敷設なども行っています。これにより、兼業就農のデメリットをさらに軽減させることとなっています。

初期投資を抑えるために、資材の共同購入週末の援農活動を生徒同士で行っています。現在は、一回10人近くが集まり、情報交換や技術指導の場が自然と生まれ、新たな農業コミュニティの形成に寄与しています。この取り組みは、農村地域の活性化と問題解決に繋がっています。

特徴4 千葉の特性を生かした6次産業化+農起業

千葉県は、年間1億8千万人を超える観光客が訪れる地域であり、首都圏からのアクセスの良さを活かした大きな可能性を秘めています。この地理的な利点は、観光農業体験農業にとって絶好のチャンスです。

また、首都圏に近いことで、野菜などの農産物を通販で販売する際の送料を抑えられるという利点もあります。さらに、東京に近いため、軽トラックを使った都市部での出店もしやすくなります。

こうした特性を活かして、6次産業化や農業を軸とした起業に取り組むことで、あなたの農業はより豊かで魅力的なものへと発展するでしょう。千葉を拠点に首都圏で就農することは、事業を進めるうえで大きな優位性をもたらします。

特徴5 日本唯一のコミュニティへの参加

日本には専業農家を中心としたコミュニティは多く存在しますが、兼業農家特化したコミュニティはほとんどありません。そのため、同じ立場の兼業農家が自然と集まる、日本で唯一の貴重な場となっています。

このコミュニティでは、グループウェアを活用し、修了後もメンバー同士が情報を交換したり、イベントの案内を受け取ったりすることができます。実際に、月に200通を超えるさまざまな情報が共有されており、兼業農家にとって有益な最新情報が常に更新されています。

特徴6 継続的バックアップ体制

当校では、3カ月のカリキュラムで就農が修了とは考えておらず、その後も様々な形でのバックアップ体制を用意しています。

1.修了後もグループウェア参加可能!
情報交換や新講座情報確認、各種イベント案内。援農募集に利用可能。
2.全講義原則参加可能!
新規講座などにも継続的に無料で参加可能。
3.栽培習得のための援農機会紹介!
更に技術を習得したい人向け援農農家の紹介実施。
4.各種ベースに参加可能!(続々開設中)
首都圏に広がる共同農場(ベース)に参加可能。野田市、柏市、市川市、市原市、袖ヶ浦市、横浜市
5.農地取得優先斡旋!(期別、入学順)
農地紹介情報等を継続的に斡旋、共同探索も実施。
6.講師主催有料講義に生徒割引適用!
講師主催講義を生徒割引価格で参加可能。

兼業就農を強力に後押しする9つの特徴👨‍🌾

  1. ネット販売農泊農家レストランソーラーシェアリング(営農型太陽光)省力栽培など兼業就農向け実践講座🍅
  2. 農業学校講師等による技術指導(水戸市/日曜日)🥗
  3. 行政及び当社サポートによる農地取得支援(首都圏全域)🍆
  4. 当校研修農地での実践(睦沢町)🎃
  5. 行政担当による営農計画作成指導(千葉県)🌾
  6. アーカイブされた講義や各種就農資料のネット配信📺
  7. 初心者の内は、ベース(拠点)に参加して近隣での就農を模索する🏫
  8. 日本唯一、兼業就農を目指す仲間との出会い🤗

他の農学校との大きな違いについて

一般的な農業学校では、栽培技術を中心としたカリキュラムが組まれており、主な対象は専業農家を目指す人たちです。専業就農の場合、法的な「農家資格」の取得はそれほど難しくないため、資格取得に重点を置くことはあまりありません。

一方、当校は「本業を持ちながら農業を始める」兼業就農前提としています。そのため、まず法的農家資格を取得することを最優先に考え、限られた日数・時間で取り組める作物の栽培を中心に講義を構成しています。また、限られた時間と労力で収益を上げるために、6次産業化省力的な栽培手法重点を置いています。授業は週末祝日を中心に開講し、平日はZoomによる遠隔授業を実施しています。

もちろん、一般的な農業学校にも大きな価値があります。専業農家として栽培技術をしっかり学ぶことは非常に重要です。ただし、現在の仕事を続けながら就農を目指す人にとっては、「農家資格の取得方法が教えられていない」というギャップに直面することも少なくありません。

そのため、農業学校を選ぶ際には、自分が「すぐに専業農家を目指すのか」、それとも「10数年を見据えて兼業農家として農業を始めるのか」といった将来像を明確にしたうえで、学ぶ環境を選ぶことが大切です。

初心者が主役!チバニアン兼業農学校で農業デビューしよう

チバニアン兼業農学校に入学される方の約9割は、農業未経験者です。農業の経験がなくても安心して始められることが、当校の大きな魅力のひとつです。ここでは、これまで一度も土に触れたことがない方でも、基礎からしっかり学び、自分のペースで取り組むことができます。

農業の知識や技術は、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)形式で学びます。座学に加えて、実際の畑や田んぼでの作業を通じて体験的に習得できるため、初心者でも自然に身につけていける仕組みです。最初は不安に感じるかもしれませんが、経験豊富な指導者や先輩たちがしっかりとサポートしてくれるので、すぐにコツを掴めるようになります。また、一部の農業機械は、先輩や地元の農家から借りることも可能です。実際にそうした支援を受けながら、稲作に取り組んでいる方も多くいます。

「農業に興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」――そんな方こそ、兼業就農に挑戦してみてください。チバニアン兼業農学校では、無理なく農業に触れながら、楽しく技術を身につけることができます。まずは小さな一歩から。一緒に農業の世界へ飛び込んでみませんか?

チバニアン兼業農学校圃場

宿所・川駒館

当校生徒は、一日3000円で何人でも宿泊が可能です。ただし布団はありません。

薬草栽培

粗放栽培で可能な薬草を実験栽培しています。

農家レストラン

兼業農家らしく、土日だけの営業を前提とし、設備も最小限を予定しており、イメージとしては野原で行うバーベキュー場です。限られた予算の中でいかにいいものを提供し、修了生が再現できるかに重きを置いています。

早生桐

通常の桐より、早く3年から5年で収穫ができる早生桐の実験的栽培をルートプラスポットにて行っています。

華麗米・カレー畑

カレーの具、そして米を作るをコンセプトに、じゃがいも、人参、玉ねぎなどの野菜だけを作るテーマ畑を予定しています。また日本カレー専用の米を栽培し、スパイス以外を作ろうとしています。

ポップコーン

実は、コーンからポップコーンを栽培することは可能です。このポップコーンは道の駅で週末だけ販売し、兼業農家の直接的な収益を実証します。

菌ちゃん農法実験農場

自然栽培の畝を作り、無肥料で野菜を栽培する「菌ちゃん農法」―実際にどのようなものかを人に見てもらうために実験農場を圃場内で検証しています。首都圏から集まった参加者たちが菌ちゃん畝づくりを体験

椎茸場、養蜂、ピザ窯・畑、もち米

椎茸場では、ほだ木による自然栽培、また生徒による日本蜜蜂の養蜂、ピザを焼くピザ窯を予定しています。また年末生徒が集まって餅をつくためにもち米も栽培しています。ピザ畑では、ピザの具になる野菜を生徒が栽培しています。

ポットオリーブ、生徒畑

修了生が栽培している300本のポットオリーブ、そしてさつま芋を植えている畑があります。

当校の参加団体・プロジェクト

当校では、兼業就農に役立つ様々な情報を届けるために、各種団体に所属し、研鑽を積んでいます。

野菜を食べようプロジェクト:農林水産省🥗
野菜を食べることで健康増進。当校では、当プロジェクトに参加しています。
Let’s!和ごはんプロジェクト:農林水産省🍚
歴史や文化を重視する当校では、当プロジェクトに参加し、和風の食事を奨励しています。
あふの環プロジェクトメンバー:農林水産省🌻
食と農林水産業のサステナビリティを考えるプロジェクトに参加しています。
千葉県古民家再生協会🏚️
年に一度、会長に当校で講義をして頂いています。
山口型放牧研究会🐂
耕作放棄地の切り札である山口型放牧の研究会です。
純国産メンマプロジェクト🎍
竹害を防ぐためにも竹の活用は重要です。毎年、竹の時期には学校圃場裏の竹でメンマを作っています。
日本在来種みつばちの会🐝
当校でも日本みちばちを研究するために入会しています。
一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟☀️
営農型太陽光を推進する協会です。
一般社団法人日本薬用機能性植物推進機構🌿
薬用植物、機能性植物を活用した健康社会の実現と地域振興を目的とする団体。
日本苔技術協会🌱
コケの栽培技術を研究・普及し、コケの産業化を目指す事業家、愛好家の団体。
日本熱帯果樹協会🥑
アボガドを中心に熱帯果樹普及を担う協会。当校はペカンナッツ栽培目的で入会。
入学案内
環境別就農戦略
修了後進路