兼業農家移住は、どのくらい得するか?千葉県で農業をはじめた場合

東京と千葉の比較

江戸川区茂原市兼業就農減算
食費790,000818,000-157,733
水道光熱費182,000209,000
住居費1,940,0001,470,000-370,000
医療費138,000128,000
被服費123,000117,000
教育費188,000192,000
交通・通信費291,000438,000
趣味・娯楽費321,000329,000
家具・家事用品87,000102,000
その他諸雑費416,000447,000
 合計4,476,0004,250,0003,722,267

兼業就農を行った場合、実際にどの程度儲かるのかを試算したよ。一応、同じ基準でやらないとならないので、国勢調査を参考に資料を作成。東京は江戸川区、移住先は茂原市とした。

なので、前提は東京江戸川区から茂原市に引っ越してきたサラリーマン世帯が兼業農家になったらどういう風になるかということを試算するよ。もちろん、仕事はやめないよ。

まず都会から引っ越すことによって、交通費が顕著に上がることがわかるよね。また各種費用も若干上がるのは、田舎だから価格競争が弱いということだろうか?また住居費が一気に安くなる点も大きいよね。

そして、この兼業就農による減算効果だけど、食費に関しては自家消費分を2020年「農家の家計実態調査」のデーターを参照させてもらったよ。

そして住宅減算効果は、千葉県の土地取得費用の平均が1400万であるところを造成費も込みで農地に建設した場合、400万程度だろうと想定して、フラット35の金利1.8%の35年支払で求めたよ。

結果、なんと東京で比較すると約75万円の節約ができた!これに追加して、兼業農家としての各種収益があるわけだから、そこも大きい。

また個人事業主化することでの各種節税効果も考えられる。例えば家賃按分等。今後これらの節税効果も含めた収入増を授業でやろうと思っています。

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