兼業農家を専業農家になれなかった人たちというとらえ方はやめた方がよい

今日、あるYOUTUBEの農業者の発言をいろいろな勉強のために見ていたら、気持ちもわからないではないが、兼業農家の不利さを得々と解説していたよ。一般的な常識の話からいうとその通りなのだけれど、一つ彼が気づいていないのは、兼業農家のやる農業が、専業農家の縮小版と見なしていることなんだね。つまり兼業農家が専業農家と同じように慣行栽培を週末だけでやるということ。

あ~、それは趣味ではやるかもしれないけれど、収入を得る点ではやらない、やらない。少なくともチバニアンでは教えない(-ω-)/

ランチェスターの法則によらなくとも、専業と兼業、かけられる時間が違うのだから、同じ土俵で戦う必要もなく、戦えば負けるに決まっているさ。だから、少なくとも当校の入学希望者にはそんなことを訴えてはいない。現状であれば、千葉という有利な場所を活用し、専業農家がやらないことをやり、収入の余裕を持ってやれる栽培をやる、もしくは現状の収入の与信を利用し、営農型太陽光などの副収入を得る。使えるものがある場合には、なんでも使う。

これらは、むしろ専業農家の盲点で、意外にいろいろな方法はある。特に都市近郊においては。このような方法を駆使し、短時間で儲かる農業を作るというのが、当校の基本理念なので、少し反論してみました。

しかし、島根の半農半Xでも、これほど反応(笑)があるのだから、それは千葉県での兼業農家にはニーズがあるに決まってるんだなうと思う今日この頃でした。

またいつも言っているが、収入を半分に割るのではなく、やはり本業があって、農の収入をプラスする「本業農+」なのだ。

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