工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました、で勉強

番組の紹介

『工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました』は、俳優であり、自身も農業を行う工藤阿須加さんが司会を務める農業に特化した番組です。この番組は2022年10月5日からBS朝日で放送されており、30分の放送時間で毎週水曜日の22:00から22:30に放映されています。巨人で有名な工藤さんの息子だそうですね。

番組の主な内容は、全国の新規就農者を訪問し、農作業を手伝いながら彼らの思いや日々の生活に迫ることです。工藤阿須加さん自身も農業に取り組んでいることから、農業に対する深い理解と情熱を持って番組を進行しています。

番組では、農業に関する様々なエピソードや、農家の現状、農業を始めたきっかけ、農業の喜びや苦労などを掘り下げています。例えば、京都府福知山市の農家である岩切夫妻は、パン作りと農業を融合させる試みを行っており、1.5ヘクタールの畑で年間約1トンの小麦を生産しています。彼らは、農業とパン作りを組み合わせることで新しいビジネスモデルを構築しています。

さらに、番組では山梨県南アルプス市でさくらんぼやブドウを栽培する山田幸弘さんや、群馬県沼田市でこんにゃく農家を営む遠藤春奈・周夫妻など、様々な背景を持つ就農者たちの話を取り上げています。

この番組は、農業に対する新しい視点を提供し、現代人が失いつつある「生きるヒント」を探求する内容となっています。

栽培の視点を変えてみよう

上記が、番組に関する説明となりますが、基本的に放送されるためには、特徴があったり、かなり先鋭化された農業である必要があると思います。つまり人の興味をひいて、視聴率がとれる必要があるということです。

就農者の立場にフォーカスして、何を栽培するか、どう売るかということはとても重要な要素で、ここを誤ってしまうと農業はなかなか儲からないということになるでしょう。

特に兼業農家の場合は、時間的にも距離的にも限定をされているので、その限定された環境での農業を考える必要があります。なので、ただ一般的な栽培物を作って、JAに卸すというだけでは規模的に収益を上げることはできないでしょう。

番組の中にあるような小麦とパンを組み合わせることで、6次産業化をはかれば、小麦を単体で販売するよりも収益が上がることは当然です。ただそれ以外でも特徴のある珍しいものやオリーブのように栽培に長期の時間がかかるが、単価が高いものなどもあります。これらの販売は限られたリソースの中で、収益を高めるためには必要な考え方となるでしょう。

もともと新規就農者向けの放送などは、とても少ないため、ぜひ勉強のためにもこの番組を見て欲しいと思います。

参考サイト
工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました【公式】
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種から植えるTVは本当に実行できるか?考えてみた…
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日本農業新聞の読み方を詳しく解説してみる。