人生の楽園を農業で実現しよう!

人生の楽園は実現できる。

TV朝日系で放映されている「人生の楽園」、この放送では当校講師である川合淳一先生も出演されている縁深き番組です。この番組自体、就農による夫婦のあり方を放映することも多く、就農自体が、人生の楽園であることを示しているのではないかと勝手に想像しています。

毎日、農業をやっていて思うのは、お日様の下、「農」に勤しむことは、ストレス解消にもなり、実に人間的な日常ではないかと個人的には思っています。

原点回帰ではないですが、この番組を通じて、生きるとは何か、食べるとは何か、何が幸せなのか?―そのことが学べる番組だと素直に思っています。

さて、表題の「人生の楽園」は実現できるという話ですが、テレビで特集されるような人は、実は特別な人たちだと思っています。特集こそ、されないけれど、人生の楽園を生きることは可能だと思います。

それは本業をやめず兼業就農することです。収入が確保されているため、テレビ的には面白くもないため、取り上げられることもないでしょう。しかし考えてみれば、一度取り上げられても、それで一生食べていける訳でもありません。楽な就農なので、人に尊敬されることもないかもしれません。しかし一方で、自分を含めて家族も平和で結構幸せだったります。自分で作った米を食べれば、愛着と感謝も自然と沸いてきます。

リスクを背負うことがそんなに偉いとも思いません。テレビに出ることが偉いとも思えません。本当の人生の楽園は、実は評価もされないけれど、家族で結構幸せに生きている―そんなところにあるのかもしれないと思います。ぜひ、農にちょこっと携わり、人生の楽園を多くの人に見つけて欲しいと願っています。

当校講師、川合先生の放送回

当校の名物講師である川合先生の放送回の引用です。

舞台は千葉県南房総市。中山間地域に移住し、養鶏農家として卵を出荷するとともに、税理士としても活躍している川合淳一さん(38歳)と妻のあゆみさん(32歳)が主人公です。

千葉市出身の淳一さんは20代で会計事務所に勤めました。日々忙しく働く中、休日には仲間と農作業のイベントに参加。土に触れることで心が癒され、農業への思いを強くしました。そして農業の道を目指し会計事務所を退職すると、30歳で館山市に移住。翌年から南房総市の農業レストラン『百姓屋敷じろえむ』で農業研修を受け、自然に触れて過ごすことの楽しさを実感していきました。そんな中、養鶏場を営んでいた方の引退をきっかけに、淳一さんがその土地と養鶏業を引き継ぐことに。2017年、養鶏農家として『すぎな舎』を開業しました。独立した淳一さんに芽生えたのは“大規模でなくても中山間地域の農家が食べていけるシステムを作りたい”という強い思い。そこで、自ら農業を実践しながら、地元農家の経営サポートができる税理士を目指し、2019年1月に館山市に税理士事務所を開業しました。

養鶏と税理士の二刀流で、地域の農家を元気にしたいと頑張る、川合さん家族の暮らしぶりと、仲間たちとの交流を紹介します。

「人生の楽園」とは?: 日本の夫婦が新たな人生の道を探求

2000年10月7日から放送を開始したテレビ朝日系列のドキュメンタリー番組『人生の楽園』。全国各地の50代以上の夫婦たちが、UターンやIターンを経て新しい生き方、つまり第二の人生を歩む姿を描き出しています。この番組は単なるスローライフやリタイアの生活ではなく、新しいビジネスや地域活性化の取り組みを中心にフィーチャーしており、主に地方の人々が登場するものの、都市部も取り上げられることがあります。

番組の冒頭には男性ナレーター、現在は西田敏行氏が「今週は何かいいことありましたか。私ね、思うんですよ。人生には楽園が必要だってね」というフレーズを述べます。このフレーズは、いかりや長介さんのフレーズとして登場し、番組のアイデンティティとなっています。

その後、番組はエンディングの「楽園通信」で、登場する夫婦が運営する店や土地の名産に関する情報を伝えるのが恒例となっています。さらに、朝日新聞夕刊では、この番組との連動企画として「人生の楽園?夢への道?」が連載されており、放送2日前の内容が紹介されます。

歴史的なマイルストーンとして、2020年には1000回放送を迎え、2022年には1100回放送を果たしています。新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年5月から7月までは再編集版の放送が行われ、その後は関東地方と山梨県のみを特集していましたが、2022年8月から再び他地域を取り上げる放送が再開されました。

放送時間は毎週土曜の18:00 – 18:30となっており、地上波では不定期で視覚障害者向けの解説放送も行われています。また、テレ朝チャンネル2では、月曜から金曜の15:00-15:55に再放送されています。

「人生の楽園」は、多くの人々にとって、新たな人生の道を探求するきっかけや、異なる生き方を学ぶ貴重な情報源となっています。長きにわたる放送を通して、日本の多様な生き方や地域の魅力を伝え続けるこの番組は、これからも多くの視聴者に愛されることでしょう。

人生の楽園のナレーター、なんと懐かしい面々

人生の楽園のナレーターは、やはり視聴者の年齢が高いこともあり、年齢が高めです。個人的には、西田敏行さんと菊池桃子さんの掛け合いは、微笑ましい優しい雰囲気です。それが、また番組の雰囲気をよいものにしています。

一番見たかったのは、いかりや長介さんによるナレーションですが、残念ながら当時この番組を知らなかったため、見ることは適わなかったことが残念です。

西田敏行:2003年10月から番組の主要なナレーションを担当。特別な放送回では画面出演も果たし、その魅力を余すことなく発揮しています。

菊池桃子:2009年の新春スペシャルから声を聞かせてくれています。彼女も特別な回でのレポーター役として画面に登場することがありました。

いかりや長介:番組開始から2003年までのメインナレーター。彼の特別なオープニングナレーションは多くの視聴者にとって思い出深いものとなっています。

伊藤蘭:彼女も2008年までの長きにわたり番組に貢献。数回、画面にも出演し、魅力を放っていました。

その他、短期間や特別編で番組に関わったナレーターとして高井正憲やコメディアンの綾小路きみまろも名を連ねています。

この番組は、多様なナレーションでその物語性を豊かにしてきました。それぞれのナレーターが持つ独特の魅力が、『人生の楽園』という番組をさらに魅力的にしているのです。

関連サイト
人生の楽園

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