睦沢・道の駅で何を売るかd[×゚д゚]>

道の駅の特徴

農産物の直販の場所として、道の駅の意義は大きい。特に千葉県においては、首都圏からの入込客が少し安く特産品を購入できる場所として、まさに道の駅としての機能を果たしていると言えよう。さて、この道の駅、スーパーと何が違うかという問題がある。

もし間違っていたら訂正が欲しいが、スーパーは主に一般流通ルートを経て、店頭に並べられたもので、特に地域にこだわることなく、安価で青果を販売するもの。道の駅は、主に地域の生産者から仕入れた青果を中抜きになしに販売する。さらに比べるならば前者が大ロット仕入れ、販売であり、後者は小ロット販売という違いがあるだろう。

当然、道の駅の方が生産者の取り分は大きくなる、大体80~85%が相場であり、スーパーではそれが20%程度に下がってしまう。そのため、道の駅ですべてを売ることができればよいのだけれど、やはり小ロットのため、生活全てをそこで賄なうことは難しいよネ。

ここで兼業農家的発想をした時に何を売ればよいかということを考えてみたい。まずターゲットは誰かということを考えた場合に、千葉県の場合、主に近隣の消費者や首都圏からの行楽客が中心となろう。この人たちに何が売れるかということを考える必要があるヨd[×´ω`]/

また以前書いたこともあるが、やはり商材理論はとても重要で、なるべく単価・利益率が高く、需要が多く、競合が少ないものが望ましい。この前提でいろいろと考えてみたが、なかなか思いつかないところ、生徒の学習チャットで問い合わせたところ、いろいろと意見がでた。例えば、道の駅売れ筋商品などで検索すると何が売れているか、ばら売りなのかなど情報がとれる、そこからPINTERESTで面白い木工品や商材を調べるのもよい。いつもいうように企業でやるにはしょぼいが、個人の兼業農家で出すには面白いものがたくさんでてくるんだよねd[×´з`]b

参考サイト
「道の駅」人気のお土産58連発!【関東・東北】喜ばれるご当地土産はコレ!
PINTERST「特産品+人気」

道の駅の入会

当校が睦沢町を拠点に活動する中で、むつざわ道の駅への加入を検討しています。

出店にあたり、まずは出荷登録が必須となります。これには、必要書類の提出と入会審査の通過が求められます。また、年会費として約3,000円の支払いが必要です。商品が売れた際には、販売手数料も発生しますが、この手数料はスーパーなどに比べて比較的低いです。ただし、手数料の割合は、町内居住者か町外居住者かによって異なります。さらに、イベントへの協賛金が必要になる場合もあります。

誰がライバルとなるのか?

道の駅でのライバルには専業農家だけでなく、趣味で野菜を栽培する年金生活者も含まれます。趣味としての栽培であるため、彼らは利益追求よりも販売の達成感に価値を見出しており、競争は非常に激しいものとなります。しかし、農業界の高齢化が進む中で、このような競争相手は年々減少している傾向にあります。

競争を避け、利益を出すためには、ライバルが手掛けていない商品を提供する戦略が有効です。例えば、果樹や盆栽などは、長期間にわたって出品できる上、市場における競合が少ない場合もあります。これにより、低価格競争に巻き込まれることなく、差別化を図ることが重要です。

道の駅で何を売ればいいのか?

道の駅での商品展開を考える際、各道の駅の特色を理解することが重要です。千葉県内の道の駅は特に人気が高く、多くの来訪者を集める傾向にあります。このような場所では、単に野菜を販売するだけでなく、露店を開くといったアプローチも考慮に値します。

ポップコーンのような露店販売は、種から育てて地元産のものを提供することが可能であり、地産地消の精神にも合致します。また、ポップコーンは幅広い層に人気のある商品であり、他の出品物との差別化が可能です。

多くの道の駅で扱われる商品は高齢者によって作られることが多く、商品が地味になりがちです。この点を踏まえ、フィンガーライムやオリーブ苗木のような珍しい商品を取り扱うことで、差別化を図ることができます。また、他の道の駅で人気のある商品を取り扱うことも、新たな顧客層を引きつける一つの方法となります。

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