菌ちゃん農法と兼業農家

今年は、自然栽培に力を入れて行こうという趣旨のもと、いろいろと研究を続けてきましたが、世間で話題の吉田先生が提唱する「菌ちゃん農法」の講義と研修に沖縄まで週末行ってきました。

初日は、プロジェクターを使った講義で、一応、書籍は数冊目を通していたのですが、やはり直接聞くのは全く違います。菌ちゃん農法の大まかな原理がわかり、次の日は、沖縄の畑での実践だったので、さらに理解が進みました。

同農法が、とても兼業農家向けであるという理由は、肥料が不要であるということ、耕起がいらないので機械が不要ということの大きな二点でしょうか?また農薬も減量できるという点も重要です。

今後、様々な理由で穀物などの輸入が減る、さらには肥料も手に入らないかもしれないことが予測される中、糸状菌を使った省力の農業を行うというのは非常に重要です。さらに、耕起不要の上、年数経過により高畝がさらに栄養豊富になってくるという点も魅力的ですね。野菜が虫をよけ、より健康的で大きくなるという点もよいです。

もともと、書籍でもプランターでの栽培の項もあったので、同農法を当校が連携するルートプラスポットで導入ができないかとも考えています。もともと空気が重要というお話だったので、空気を取り込むに長けた同ポットは、さらに栽培をブーストするのではないかと仮説をたてています。

今回、お互い長崎県人ということでご挨拶をさせて頂き、今年中にはチバニアン兼業農学校にぜひ講師として招へいをしたいと考えています。

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