チバニアン兼業農学校圃場改造計画
目次
学校圃場の整備に関して
おかげさまで、睦沢町妙楽寺にあるチバニアン兼業農学校は、2年目を迎え、更に面積を拡大し、山間に1ヘクタールを有し、地域の耕作放棄地及び後継者不足解消にも寄与しています。
今回、改めてこの面積を最大限活用しようということで、下記のようにそれぞれの場所で何をやっているか、もしくは何をやろうとしているかということを明確にしました。特に今年は、カレー畑やピザ畑を用意し、農場自体を最大限活用する仕組みを構築しようと考えています。
また兼業農家として高収益化を目指すために、ポップコーン、養蜂、椎茸なども実証をはじめますので、今後の続報をお待ちください。
チバニアン兼業農学校圃場
農家レストラン
兼業農家らしく、土日だけの営業を前提とし、設備も最小限を予定しており、イメージとしては野原で行うバーベキュー場です。限られた予算の中でいかにいいものを提供し、修了生が再現できるかに重きを置いています。
華麗米・カレー畑
カレーの具、そして米を作るをコンセプトに、じゃがいも、人参、玉ねぎなどの野菜だけを作るテーマ畑を予定しています。また日本カレー専用の米を栽培し、スパイス以外を作ろうとしています。
ポップコーン
実は、コーンからポップコーンを栽培することは可能です。このポップコーンは道の駅で週末だけ販売し、兼業農家の直接的な収益を実証します。
オリーブポット栽培
現在、兼業農家向け省力栽培の一例として、オリーブでのポット栽培を推奨しています。その事例として、オリーブポットでの実証をはじめています。おおよそ100本ほどのポットにオリーブが植えられています。またポットはルートプラスポットという特殊なポットを利用していますが、そのポット用で様々な種類の展示も行っています。
菌ちゃん農法実験農場
自然栽培の畝を作り、無肥料で野菜を栽培する「菌ちゃん農法」―実際にどのようなものかを人に見てもらうために実験農場を圃場内で検証しています。
椎茸場、養蜂、ピザ窯・畑、もち米
椎茸場では、ほだ木による自然栽培、また生徒による日本蜜蜂の養蜂、ピザを焼くピザ窯を予定しています。また年末生徒が集まって餅をつくためにもち米も栽培しています。ピザ畑では、ピザの具になる野菜を生徒が栽培しています。
ポットオリーブ、生徒畑
修了生が栽培している300本のポットオリーブ、そしてさつま芋を植えている畑があります。