共生重視し好循環 「半農半X」実践者5人に聞く 農業体験、高齢者支援…地域の信頼獲得(日本農業新聞)

今回は、日本農業新聞の記事であるけれど、「半農半X」の提唱者である塩見さんも半農半Xは兼業農家と違うと言われていたが、やはり元々こちらが理解していたことに近い。

チバニアン兼業農学校が提唱する卒業後のあり方は、やはり半農半Xでもなく、兼業農家とも若干違う。しかしどちらかというと兼業農家に近い。また半農半Xと全く違うということでもない。本来の半農半Xは、Xの部分が変数的で単なる都会のサラリーマンという発想がないからだ。

なので、わかりやすくするために「本業農+」という言い方をしているが、この本業部分には、半農半XのX部分は移住後、農業だけでは食べられないから自分の特技的なものをするといことなので明らかに違いがある。行政的にも移住を推進するという意味ではあたりのよい言葉でもある。

例えば、昨日税務相談させて頂いた川合さんは、養鶏をやっているが、本業は税理士でそちらの売り上げがほとんどだそう。農業は広告代わりにもなっているそうだが、この場合、半農半Xとは言い難いと思う。やはり本業に農を+したという方があたりがいい。

半農半Xが定義する兼業農家というにも、どちらかというと我々の学校のように積極的に兼業化するということではなく、相続などによる消極的な兼業化を意味しているように思える。

どちらにしても半農半Xという言葉自体が、有名な言葉なので、この言葉に当校の卒業イメージを当てはめるのに無理を感じたため、書いてみたヨd[×´ω`]/

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