国の食料自給率低下を嘆いても意味なしヨ

自分も含め多くの人が気にしている問題として、国の食料自給率の低下がいわれる。農水省の発表では、令和2年度においては、カロリーベースで37%ということらしい。この数値が先進国の中では、特に低いから問題だと声高に叫ばれている。

これを嘆いても叫んでも、新聞やSNSに投稿してもほぼ何も変わらない、唯一変わるのは、嘆き手を増殖させるくらいだろうか?

そこで、僕が提案するのは、変わらないものはスパっと諦め、国の自給率を上げることはできないけれども、自分の自給率だけ100%にすることを目指すのだよ。

野菜や米でそれができたら、次は家族を、その次は親戚を、友人の自給率を100%にしていく。先の衆院選でも提案されていたベーシックインカムならぬ「ベーシックフード」を守ることは確実に自分で変えられる未来だよね。

コロナ禍を多くの人は想像できなかったが、実は食糧危機の方が可能性は高いのではないかと思う。特に地球温暖化による異常気象が頻発する昨今、食料輸出国が世界的な不作になったら、いくらお金をだしても食料は買うことができない未来は、必ず訪れるよ(*_*;

ドイツのクラインガルデン(小屋付き貸し農園)やロシアのダーチャの仕組みを日本も取り入れて、小規模の自分自給率をアップさせていくべきだと思う。それが当校が推進する農地キャンプであったりもするのだ。