ほんとうの定年後「小さな仕事」が日本社会を救う

定年後の新たな生き方を考える

定年後の生活について、あなたはどのようにイメージしていますか?「ほんとうの定年後」は、これからの定年生活をリアルに、そしてポジティブに捉え直すための一冊です。データに基づいた分析と実際の事例を通じて、定年後の生活の多様な可能性を示しています。

定年後は「競争」からの解放

多くの人が定年前の職場生活を「競争」と捉えていますが、定年後はそのプレッシャーから解放され、自分自身の価値観を見つめ直す絶好の機会です。本書は、そんな定年後の生活を前向きに捉えるための洞察を提供してくれます。

定年後の生活スタイルの多様性

本書では、定年後の生活を豊かにするための様々な選択肢を提示しています。特に注目したいのは、農業への取り組みです。都市部で長年働いた後に、自然に囲まれた環境で農業に携わることは、多くの人にとって新たな発見と喜びをもたらすでしょう。家庭菜園から始めて、徐々にスケールアップしていくことで、定年後の生活に新たな意味を見出すことが可能です。

定年後も学び続ける

「ほんとうの定年後」は、定年後も学び続け、自分にとっての幸せを追求することの大切さを教えてくれます。定年後の生活は、競争から解放され、自分自身や社会に貢献するための新たなステージです。

まとめ

定年後の生活をどのように過ごすかは、あなた次第です。本書「ほんとうの定年後」は、定年後の生活を前向きに捉え、新たな可能性を探るための一助となるでしょう。農業をはじめとする新たな挑戦が、あなたにとっての「ほんとうの定年後」を彩るかもしれません。

本の概要

年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70代男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く……知られざる定年後の「仕事の実態」とは?

漠然とした不安を乗り越え、豊かで自由に生きるにはどうすればいいのか。豊富なデータと事例から見えてきたのは、「小さな仕事」に従事する人が増え、多くの人が仕事に満足しているという「幸せな定年後の生活」だった。日本社会を救うのは、「小さな仕事」だ!

第1部 定年後の仕事「15の事実」


 事実1 年収は300万円以下が大半
 事実2 生活費は月30万円弱まで低下する
 事実3 稼ぐべき額は月60万円から月10万円に
 事実4 減少する退職金、増加する早期退職
 事実5 純貯蓄の中央値は1500万円
 事実6 70歳男性就業率は45.7%、働くことは「当たり前」
 事実7 高齢化する企業、60代管理職はごく少数
 事実8 多数派を占める非正規とフリーランス
 事実9 厳しい50代の転職市場、転職しても賃金は減少
 事実10 デスクワークから現場仕事へ
 事実11 60代から能力の低下を認識する
 事実12 仕事の負荷が下がり、ストレスから解放される
 事実13 50代で就労観は一変する
 事実14 6割が仕事に満足、幸せな定年後の生活
 事実15 経済とは「小さな仕事の積み重ね」である

第2部 「小さな仕事」に確かな意義を感じるまで


 事例1 再就職先で一プレイヤーとして活躍
 事例2 週末勤務で会社を支える
 事例3 包丁研ぎ職人を目指して独立
 事例4 近所の学校で補助教員として働く
 事例5 同僚、患者とのやり取りを楽しむ
 事例6 幕僚幹部から看護師寮の管理人に
 事例7 仕事に趣味に、人生を謳歌する

第3部 「小さな仕事」の積み上げ経済


 1.定年後も働き続ける人に必要なこと
 2.高齢社員の人事管理をどう設計するか
 3.労働供給制約時代における経済社会のあり方
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