オワコン化した米をどう売るのか?

米を売ることを考える
米価も下がり、オワコン化とされる稲作を、入学者勉強グループで投稿したものをまとめてみましたヨ(-ω-)/
睦沢に限らず、農業生産者がふるさと納税を利用すること自体は、それほど難しくはない。しかし一方で、米の競合が多々あるので、売ること自体が難しいのです。
そこで、チバニアン的にどうすれば、米販売を仕組化して儲けるかを考えてみました。
通常ふるさと納税
日本の稲作事情
- 7000円寄付×30%(ふるさと納税ルール)=2100円
- 2100円÷5kg=420円@1kg
「収穫量は一般的に水田1反当り米9俵程度、食料・農業・農村白書によると平成22年の平均反収は530kg/反である。直近の農家手取り米価は玄米1俵当り13,000円程度なので、水田1反当りからの収入は、12万円弱となる計算である」(限界利益1反6万円)
530kg×420円=222,600円-60,000円=162,600円@反収(指標による労働時間/要大規模化 500kg:18時間)500kg:18時間:16万=時給9000円
ここまでが稲作の公開されているデーターをもとに出した試算だよ。
ただふるさとチョイスで、「米」を検索すると26,058件、とても購入してもらえる機会はない。米はどこでも余っていると言われる。
これはクラウドファンディングだけれど、こども食堂が400万円集めた例。他にもたくさんある。
そもそも米自体はふるさと納税で大人気。保存性があり、日常的に利用するからでしょう。ただ自分でふるさと納税して米をもらうのと完全寄付のゼロサムは誰もがハードルを高く感じてしまう。
そこで「天使の分け前」として、ふるさと納税の半分を自分でもらい、残り半分をこども食堂に提供するスキームを考えてみる。この方法だと善意も満たされ、なおかつ自分のところにも米が届く、まさに「分け合えば余る、奪い合えば足りない」
元々ふるさと納税は安売りはせず定価販売が基本なので、これで時給9000円が実現できます。
そんなうまくいくかな?という意見
PDCAサイクルを回していくのが、学びなので、すぐ自分で作る必要なく、テスト時には、いまの米農家から買って検証。先に市場をつくり、そこに兼業農家としてのっかる、ならばリスクゼロで始められるよね(‘ω’)
当たらないと決めつけるよりも、リスクが少なければ、やってみて考える。やっている最中に新しい方法を思いつく場合もある。ぜひみなさんもどうすれば、卸値ではなく、一般売価で売れるかをいろいろと考えてみてねd[×´ω`]/