コロナ禍2年目 東京在住者 地方・郊外移住、46.6%が興味あり 障壁は『仕事面の不安』が最多

リクルートの調査で、移住したい人が結構都内に多いということがわかった、ということだけど、仕事に不安という人が多いとのこと。

ここでも専業農家論争と同じだけど、移住自体がなんか「出家」と似ている。出家とは、「これまでの生活や家族、友人など世俗の生活を捨て、仏教の修行をすること」だが、移住すると実際これに近いよね。

その意味では、僕らが提案する兼業農家は、在家得度ということだね。つまり「通常の日常生活を送りながら仏教に帰依する人」になればよい。

仕事が変わらなければ収入は変わらない、家が変われば賃料が下がる、就農すれば収入が増え、自給ができる、副業機会も増える。ただリスクはほぼない、というところが兼業就農(在宅出家)の魅力だろうかね。

あと数年で本格的な技術やノウハウを習得して、定年後本格就農というのもあるね。65歳定年だったら農業者平均年齢にも到達していないのだから…

東京近郊の「山や川や海」といった豊かな自然環境を持つ地域がさらに人気が高く、働く会社や教育環境、行政サービスなどの現状を大きく変えることなく、大自然やリフレッシュできる暮らしを手に入れることができるエリアが人気のようです。これは今回の調査結果の、移住を想定した際の「都心までの所要時間」が「都心まで1時間から2時間」が43.3%、「都心まで1時間程度以内」が31.8%だったことの背景の一つとも考えられます。

こういう付記もあったけれど、さらにそれに収入機会の拡大、食の安全と自給、個人事業主化による節税、住宅費の軽減を当校としては提案しているよ。

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