睦沢町の紹介

はっきりと言って、WIKIで調べれば睦沢町の概要はすぐにわかるよね。まあ、一般的な内容知りたきゃ、検索すればいい、普通に(一応、下記にURL書いておくが)でもそこに書いてないことや本質的な部分を解説しないと本当の町の魅力に気づいてもらえないだろうし、ここで書く意味もない。ということで、WIKIに書いていないことを書いていこう。

まず第一点、睦沢町。人口少ない、面積狭い、海に面していない、史跡少ない、店少ない、これは睦沢町の特色というよりも、人口及び規模の問題だと思う。ちなみに、僕が育った町は、当時長崎県壱岐郡勝本町というところで、面積、人口共にほぼ睦沢町と同じであった。海に面していたことと古代交易の場所柄、史跡や名跡はあったが、店は同じようにほぼなかった。
でもその足りなさを補う魅力が睦沢町にはあると思っている。
失礼ながら、ないからこそ、あるということもある。人間でも自分には魅力がないと思うからこそ、努力する人がいる、足りないと思うからこそ、他で満たそうとする人もいる。
僕はそれが睦沢町だと思う。
そう思うと、その魅力が見えてくる、評論家の勝間和代さんは、茂原市を都市のライフラインが十分にある最後のラインと評しているけど、その真下。いわゆる都市通勤圏の最終ラインにある。国が決めた行政の区割りを無視して、距離だけ考えれば、サーフィンで有名な一宮町海岸まで、一番近いところでは、わずか13分。

関東で一番人気の移住地域のいすみ市の真上。
何が違うんかね?行政区??線引き??
近けりゃ、行けるから一緒だろ?
人口は、たったの6928人。だからこそ、町も家族ぐるみ、いわば中小企業。町長でも会おうと思えば会える。そして親身になってくれる、だって、あなたは、10万分の1ではなく、6928分の1なんだもの。

千葉県は全国都道府県で、人口ランキング6位。
しかし首都圏の来訪需要は、この小さな睦沢町も十分に受けているよ、だから農起業すれば、なんでも当たる、だって、あなたも東京から来る際には、小さな町だから嫌だとか、気にしていないんだから(むしろ選ぶか)
僕はいま、千葉市に住んでいるけれど、千葉市の人口は97万人。その人口差は、約161:1。でも、はっきり言って、人として970,000分の1よりも6,928分の1であることを選びたい。
今回のこのチバニアン兼業農学校の件でも本当に、睦沢町にご協力いただいている、特に田中町長には足を向けて眠れないほど。
だから現状、当校では睦沢町オシをしているけれど、全ての人の人生に関わることだから、そこは別として慎重に考えることをお勧めする。しかし特に場所にこだわりがない人は、ぜひ睦沢町にどうぞ、というのが僕らのスタンス。
さて、改めて睦沢町の魅力、というか、本質的な魅力を書くならば、小さいからこそ、とてもこの兼業就農に理解があり協力的、愛がある町だと思う。そのことを少しでも多くの人にわかってもらえると幸せ。
僕は僕のことをわかってくれない自分の故郷より、わかってくれる遠くの田舎を選ぶ、それだけの話だね。
ただ住もうと考えても流通住宅市場がないので、何とかしてほしいと思う今日このころであります。
交通の案として、茂原駅近くに睦沢町が町営の電気自動車駐車場を設置、移住者や在住者、二拠点生活者がこの自動車をレンタルというのはどうだろう?ちょっと人数増えたら提案してみたい。