そもそもカテゴリが違うんだよね

まだサイトオープンしてひと月なのだが、元々の農学校の方々に意識頂いたのか?仕事をしながら学ぶとか、兼業農家という強調がネット広告で目につくようになった(違ったらゴメン、意識過剰か?)

何がいいたいかというと、実際の生徒ニーズを考えると兼業農家や週末就農というのが意識されるようになったのだろうか?ということだね。そしてそれは別にそれでよいのだけれど、当校として明確にしたいのは、そもそも旧来の農業系スクールとカテゴリが全く違うということ。

例えていうならば、相撲とプロレスくらい違う、当然後者が僕らなんだけれど、その意味では、相撲はプロレスを真似してはいけないよ。国技なんだから。

チバニアン兼業農学校で教えようとしているのは、兼業農家を中心においたビジネスの話です。なので栽培方法を学ぶことに軸をおいた既存の学校とはカテゴリが違う訳です。もちろん、どちらも悪いわけではない。生徒が自分のニーズに合わせて考えればいいだけなので。

だからこそ、当校は農地取得や農業者資格取得、さらにはマーケティングや6次産業化を重視することに力を入れているわけです。結局何の仕事でも、それを通じて、自分自身や社会を幸せにするためにあると思うからです。

あとお金に関して言うならば、お金で幸せは買えないけれど、不幸を消すことはできるということは事実だと思います。儲かるためにマーケティングを重視することは当然であり、そもそも時間がかかり単価が安いものは始めから売らないとルール化することはとても重要だと思います。

農業を志す人の多くは、農業に取りつかれているのです(ある意味、僕も含めて)これは、ある意味仕事の神聖視にあるように思います。神聖化された時点で儲からなくていい、頑張らないとならない、そのような俗世から離れた信念が宿ります。しかしその時点ですらも俗世に我々は生きています。家族もいます、借金もあります、老後は不安です。だからこそ仕事は儲からないとならない、楽に余暇を楽しんでいい、そんな農業もあると信じています。

僕個人として、「空手バカ一代」の主人公となった極真空手故大山倍達さんが大好きでした。喧嘩空手といわれ、強くなければ意味がないと主張し、旧来の空手連盟に嫌われたのだけど、世界中から続々と入門者が増え、世界一の空手道場になったことに真理があると思う。牛と戦ってバカだとか言われても、それ自体が話題となり、広告になっている事実に気づかないとならないのよね。(実は牛と戦うために屠畜場に半年間通い詰めて、どうすれば牛が死ぬかということを研究したことは誰もいわない)

僕の勧める農業とは、やはり本業に農+することで、失敗をしない、収入が増える、節税ができる、もろもろの様々な利点を得れることを目指した喧嘩就農なのです(実戦就農というと意味がわからなくなるのよね~d[×´з`]b