山を買うd[×-ェ-]b

早寝したので、早起きになって、一気に数時間で読み終えた本。山林を買うことの実務的なことが丁寧に書かれている。
例えば、地方で一軒家の家賃が5万円で、月給が20万円の生活よりも、東京で家賃は10万円もかかるが月給が40万円ももらえるなら都心の暮らしを選ぶ人が多いだろう。誤解を恐れずに言えば、家賃は地方並みに安く、給与水準は東京並みに高いことが理想なのである。
これはまさに兼業農家の精神をあらわしているね、もしそんなものがあればだが…。
著者は、流行語大賞となった「ソロキャンプ」をあげ、ヒロシの影響だという、ここで面白いは田畑と山林の購入の比較だが、比較以前に山林は誰でも買えるということがあるが、田畑は農業者資格が必要という大きな違いがある。しかし考えてみれば、田畑でもキャンプはできるね。しかも宅地並みの場所も多い、そもそも田畑に宅地を建ててきたわけだから。
さて、さらにためになった山林購入時のチェックポイント、これは田畑購入でも通用すると思います。
山林購入時の主なチェックポイント
- 現地を確認したか?境界線は明確か?
- 土地の用途は?
- 規制や条例などはあるか?
- 道はあるか?
- インフラ(水道・電気・ガスは引けるのか)
- 管轄の森林組合は?
- 予算は?(宅地でないために住宅ローンは組めない)
- 契約手続きのスケジュールは?
- 支払いと登記手続き
- 登記後の維持費など