あなたの残り人生は、あと何%?
ジャネーの法則とは、年をとるほど時間が早く感じるという考え方です。10歳の1年は人生の10分の1で、とても長く感じます。けれど40歳になると1年は40分の1、60歳では60分の1になり、どんどん短く感じるようになります。つまり、子どものころは1日1日が新しく、時間がゆっくり流れるのに対し、大人になると同じ時間でもあっという間に過ぎてしまうのです。さあ、あなたの体感時間人生は、残り何%でしょうか?計測してみましょう!
体感ベースの人生経過率
残りの人生は短い。だからこそ、最後は就農しよう!
チバニアン兼業農学校校長、平山です。僕は現在54歳。人生の残りは、計算によると9.1%となりました。母は3年前に72歳で亡くなり、2年前には僕自身が大動脈解離で救急車で運ばれ、大手術を受け、心臓の横には人工血管が入っています。さらに昨年、喫煙好きだった弟も肺がんで亡くしました。半世紀も生きるといろいろとありますね。自分の人生も終盤に近づいていることを、ひしひしと感じています。同世代の皆さんも、きっと同じように感じているのではないでしょうか?
小学一年生のとき、三月の卒業式で六年生を見送りながら、「自分が卒業するのはいつなんだろう」と思ったのは、もう半世紀も前のことです。まさに“光陰矢の如し”日々が一瞬のように過ぎていきます。この「ジャネーの法則」が正しいとするならば、残りの人生が体感的に10%にも満たないというのは、あながち間違いではないのかもしれません。
とはいえ、残された時間をお金や生きがいで苦労して過ごしたくはありません。正直、楽に、無難に、そして穏やかに生きていきたい。残りが少ないからこそ、一瞬一瞬を大切にしながら。できることなら自分の周りの人たちの人生も少しでも豊かにしたいと思っています。
離島で育った僕の周りには、豊かな自然があり、山や海の恵みで日々を過ごしていました。当時はそれがどれほど貴重なことか気づきませんでしたが、年を重ねた今、あの時間がいかに幸せだったかをしみじみ感じます。人は最後、自然の中に戻りたいという本能的な欲求を持つのかもしれません。農業に携わるようになって、その思いはいっそう強くなりました。
宗教改革者マルティン・ルターは「たとえ明日、世界が終わるとしても、私は今日リンゴの木を植える」と語ったといわれます。その言葉には、「たとえ成果がすぐに現れなくても、未来のために行動する」意味が込められています。残りの人生が少ないを悔やむより、「これから何をするか」を考える。それこそが、我々にとって最も大切なことではないでしょうか。
ただ僕も含めて多くの人たちは、天才ではなく、どこにでもいる凡人です。だから、夢だけではなく、「どのくらい儲かるの?」「週末だけで作業できるの?」「その費用は?」と実際には悩むものです。そして、残人生が短くなればなるほど、失敗は許されません。チバニアン兼業農学校では、いま仕事をしながら、いかに限られた時間で、リスクが少なく、なるべく高いリターンを入学者が農業や里山に求めることを前提に作られた学校です。無理はしない、だけど満足いく自然の中の最後の人生を得る、これこそが当校の最終目標です。
もしよかったら、一度チバニアン兼業農学校の無料オンライン説明会を聞いてみてください。「これからの人生をどう生きるか」──その答えのヒントが、きっと見つかると思います。