菌ちゃんふぁーむに行ってきました~高ウネ作り研修会 in 佐世保~
菌ちゃんファーム来訪期
2024年8月に、野菜作りで大きな話題になった菌ちゃん先生こと吉田俊道先生の長崎県佐世保市にある菌ちゃんふぁーむで、菌ちゃん高ウネ農法のウネ作りを学んできました。
菌ちゃんふぁーむでウネ作り屋さんの研修会があることを知り、地球にも人にも菌にまでやさしい「菌ちゃん農法」を広げるお手伝いができる!のと、あの菌ちゃんふぁーむに行ってみたい!というワクワクを抑えられず 夫婦で仕事を調整して行ってきました🤗
午前中は菌ちゃん先生が、実際にウネ作りをレクチャーしてくれながら参加者も一緒にウネ作りをしました。菌ちゃんのエサにはなんと綿100%なら使い古した捨てるだけの布類も使えるのです。
「菌ちゃん農法」は高畝を作る方法や漬物のように発酵させる方法など、いくつか紹介されていますが、どれも人がゴミとしている木や落葉、生ゴミなどを使って土作りをして自然の力、菌や微生物が協力し活躍できる環境を整えることで野菜が元気に育つ方法で、菌ちゃん農法を知った時は、本当に目からウロコでした。
菌ちゃん畝の畑は化学肥料も農薬も使用せず元気に野菜が育ちました。でも菌ちゃんふぁーむで研修を受けてみて、今年の暑さにはウネの上の重しが足りなかったところが水不足になっていたんだなと反省しました。菌ちゃん先生も仰ってましたが、マニュアルは無理矢理作るけど、環境はみんな違うので観察と状況に合わせた工夫が大切だと思います。
目に見えない菌ちゃんや微生物の世界は、相手を生かそうとする共生で成り立っているそうです。各菌が自分の得意な部分、例えば糸状菌は固いものの分解が得意で、土の中で数メートルも伸びて他の菌と手を繋いで、最初にひたすら与えることをするらしいです。そして助けてもらった側も、力をつけると今度は自分で作った栄養のかなりの割合を提供するようになるそうです。目に見えなくても、確かに存在して美味しい元気な野菜を育ててくれている菌ちゃん、ありがとう!
菌ちゃん畝作り屋さん始動します!
筆者/長坂 純
1972年生。神奈川県横浜市金沢区出身。チバニアン兼業農学校8期生。水道設備の自営業をしながら2020年から野菜作りを始め、有機栽培や自然栽培などを学び実践していく中で、現在は菌ちゃん農法をメインに神奈川県と千葉県で営農中。 菌ちゃんふぁーむ公認のウネ作り屋さんとして活動中。また職業経験を活かし、井戸掘り、農地トイレ設置、自動かん水装置など農地の水回りを講義する。神奈川県で当校の農地取得指導員も務める。 |
菌ちゃん畝に関するお問合せ
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