耕作放棄地解消の切り札は、放牧牛だと思う。

子供の頃から、島で爺さんが小さな牛小屋で牛を飼っていて訪ねた際に、暗い中、見せてもらったことがある。また小中高の遠足は風光明媚な場所なので半島の突端で、そこでも牛がのんびりと草を育んでいたのヨd[×´з`]b
牛を飼うと水質汚濁とか、匂いの話がよく出るが、それは舎飼いの場合の話で、数反に二頭程度を飼うことと穀物を少なくして雑草を食べる牛の糞は、それほどの匂いがないことは、20年来実証されてきた。イメージ先行ではあるが、ファクトが本来重要だよね。
こうして放牧にアンテナを張っているといるといろいろな情報が入るし、知見を持った方々と話をすることで、自分の推測を確認できるということもある。放牧することにより、圧倒的な労働投下時間量は減るのだけれど、一方で収益は子牛販売を前提としているので、それほど高くない。
常識的に考えて、子牛ではなく、枝肉どころか焼肉販売までの肥育を行うことが望ましい。そして昨今の健康ブームで、赤身肉の人気があがっていることにも注目したいヨね。今日アグリイノベーションエクスポに行ったのだが、鹿児島大学の赤身肉を食べさせてもらい、問題なく、もっと健康的でアニマルウェルフィア的にもよいと思えた。
耕作放棄地と荒廃農地、遊休地、その活用方法をわかりやすく解説
2023年8月7日
荒廃農地の転用緩和 太陽光パネル導入促進へ 農水省
2021年9月19日
粗放管理に支援拡充「構想」策定、試行 最大1000万円 農水省、23年度
2022年9月15日