50歳からの就農

僕も昨年、50歳となり、出会いと別れを繰り返し、とうとう半世紀も生きてしまったヨd[×-ェ-]b

ここから何をしたいと言われた時に、若いころは都会の刺激がある生活もよかったけれど、それをもう十分に経験し、子どもの頃に嗅いだ草や花、土の匂いがとても懐かしい。

特にまだ意識も定まらない小学一年くらいの頃、家の前にある祖母の畑で、紋白蝶や紋黄蝶が菜の花の周りをひらめくような春の温かい日常が改めて鮮明によみがえってくる。島の近所の幼馴染は、その時だけが縁で、いまはどうしているかもわからないが、あの頃は絵本に住んでいたような気がする。

まあ、ここまで書いて自分のことはさておき、当校の主たる利用者は、50歳が間近な人、超えた人で、特に男性が多い。この理由を僕なりに分析すると、定年が身近となり、その後の人生をどのように生きるのかを考え始めるのではないかと思う。

ただし、サラリーマンである以上、50歳はむしろ責任ある地位で、平日は自由になる時間がそれほどない。基本的には、土日と祝日、夜半だけが自由に使える時間となる。この時間だけで就農する(農地基本台帳に記載)ことは、無理筋といわれても仕方ない。なにせ、有休をとらないと農業委員会に行くことも難しいのだから。

結果、やりたいと思う気持ちを抱えながら定年となり、さすがに今度はこの年齢では無理かなと諦める。農業者の平均年齢は68歳を超え、次の5年では農業者が100万人を下回ると想定されるひどい状況にも関わらず、就農できた人が就農できず、ただ漠然と歳を重ね、やりがいもないから体調を崩し、医療費が高騰する。

たまには好きな時に都会にでたい、友達と会いたい、地元に帰りたいというのも人情だろう。その点においても千葉県での就農というのは、何も捨てないでよいわけだから、兼業就農の難しさをリアルに理解して、近い将来を変えたい人が当校を選ぶのだと思っている。

ということで、現在、50歳からの就農というテーマに無料オンライン講座をはじめたところ、多くの人のご参加を予定しているが、ぜひこの機会に人生と就農を見直して欲しいと思うのです。